表具に関するご相談は滋賀県大津市の創業130年の有限会社中山尚文堂にお任せください。

和額とは、紙を貼ったり縁を付けた下地に、裏打ちされた本紙を貼り付けて枠を取り付けた額のことを指します。伝統的に、額装は「洋額装」と「和額装」に分けて使用されることが多く、これまでは、西洋風のテーマや画法による作品を飾るために「洋額装」の技術が用いられ、日本の伝統的な表装技術を使ったものが「和額装」とされてきました。

しかし、近年では、日本画や書などの作品に対しても、裏打ちや枠張りを施した洋額装の技術が用いられることが増えてきました。このように、和と洋の額装の境界は徐々に曖昧になり、和室用の額だけでなく、洋室や和洋折衷の部屋にも和風の本紙を用いた額装が多く見られるようになっています。

中山尚文堂では、このような時代の変化をいち早く捉え、創業以来、和額装に洋額装の技術を巧みに取り入れた独自の額装方法を数多く手がけてまいりました。私たちの額装技術は、伝統と現代の融合を目指し、あらゆる空間に調和する美しい作品を提供しています。お客様のニーズに合わせて、最適な額装スタイルをご提案いたしますので、ぜひご相談ください。