表装替え
表装替え・掛軸の仕立て直し
書画はそのままに、まわりの布と寸法を仕立て直します。

こんなときは
- 書画は無事だが、まわりの布が傷んでいる
- 寸法や取り合わせが床の間に合わない
- 以前の仕立てが好みに合わない
- 軸先や掛けひもだけ替えたい
ひとつでも当てはまりましたら、写真一枚からお見積もりを承ります。
- お見積もり
- 写真一枚からご相談いただけます。
- 期間
- 状態と寸法により、二ヶ月から半年程度をお考えください。書画の面の修復を伴う場合は、別途ご相談ください。
- 費用
- 費用は寸法と裂の選定により、書面でご提示いたします。
このページについて
掛軸は、書画の面と、それをふちどるまわりの布とで一本になっております。書画そのものは無事でも、まわりの布だけが先に傷むことは珍しくありません。擦れ、日焼け、縁の解れ——掛けるたびに手が触れる場所ほど、傷みは早く進みます。
また、お家を建て替えられて床の間の寸法が変わった、以前の取り合わせが好みに合わない、というご相談もいただきます。表装替えは、書画の面を活かしたまま、まわりの布と寸法を仕立て直す仕事です。同じ一本が、見違えるように落ち着くことがございます。
軸先や掛けひもだけを取り替えることもできます。まずは掛けた状態の写真を一枚、お送りください。滋賀県大津市・唐橋町の工房にて承ります。
修復で見るところ
まわりの布
擦れ・日焼け・解れの取り替え
寸法
床の間に合う丈と幅への仕立て直し
取り合わせ
書画の格に合う裂の見立て
軸先・紐
傷んだ部材のみの交換も承ります
修復の流れ
- 一
ご相談
お電話・LINE・フォームより。掛けた状態の写真を一枚お送りください。
- 二
拝見・見立て
書画の面の状態と、まわりの布の傷み具合を確かめます。
- 三
裂の選定
書画の格と床の間にあわせて、まわりの布と寸法をお選びいただきます。
- 四
仕立て直し
書画の面を傷めぬよう外し、裏打ちのうえ新しい裂で仕立て直します。
- 五
お納め
床の間での納まりを確かめ、桐箱とともにお納めいたします。
よくあるご質問
- 表装替えと掛軸修復は、どう違うのですか?
掛軸修復は書画の面そのものの傷み(破れ・シミ・折れ)を手当てする仕事、表装替えは書画を活かしてまわりの布と寸法を仕立て直す仕事です。両方が必要なこともございます。
- 書画を傷めずに外せるのですか?
書画の面を傷めぬよう慎重に外し、裏打ちのうえで仕立て直します。状態によっては先に面の手当てが必要となる場合もございますので、まず拝見いたします。
- 床の間の寸法に合わせて短くできますか?
書画の面はそのままに、まわりの布の寸法で調整いたします。床の高さと幅をお知らせください。
- 軸先や掛けひもだけ替えられますか?
はい、部材のみの交換も承ります。傷んだ箇所をお知らせください。
- 遠方からでも相談できますか?
はい。まずは写真でお品の様子をお知らせください。お預かりの方法はご相談のうえご案内いたします。
中山尚文堂

表具は、書画を護るための仕事です。長く受け継がれてきたお品ほど、紙と布の状態は一様ではありません。元の手仕事を読み取り、必要なだけ手を入れる。次の百年を見据えて、静かに整えていきます。
― 中山尚文堂


