仏画の修復
仏画修復
もとの姿を尊重し、必要なだけの手を入れる方針にて。

こんなときは
- 絵絹が浮いて剥がれかけている
- 顔料が粉を吹いている
- 折れ・巻きジワが書画の面に及んでいる
- カビ・虫喰いが見つかった
ひとつでも当てはまりましたら、写真一枚からお見積もりを承ります。
- お見積もり
- 写真一枚からご相談いただけます。
- 期間
- 六ヶ月から一年程度。お品の傷み具合により前後いたします。
- 費用
- お見積もりはお品の状態と方針に応じて書面で別途ご提示いたします。
このページについて
仏画は、祈りの場に伝わる絵の面です。絹に描かれた書画の面は、時とともに絵具の浮き・剥がれが生じ、絹地の破断もまた避けられないものです。
中山尚文堂では、もとの姿を尊び、手を入れるのは必要なだけに留める・後から元に戻せることを大切にして、仏画の修復をお受けしています。書画の面の状態と時代の手仕事を読み取り、必要なだけの手を入れて、後の世に直し直すことを妨げない方針にて進めていきます。
滋賀県大津市・唐橋町の工房にてお預かりし、修復いたします。お見積もりのご相談を承ります。
修復で見るところ
書画の面
絹地または紙地
絵具の層
岩絵具・水干絵具の絵の面
表装
もとの表装をできるだけ残します
桐箱
保管のためのお誂え
修復の流れ
- 一
事前ご相談
お電話または書面・電子便にてご相談を承ります。お品の様子をお聞かせください。
- 二
お品の確認
お預かりの前に、写真とご説明にてお品と安置環境を確認いたします。
- 三
状態診断書の作成
書画の面・絵具・下地・表装の状態を診断書として書面で提示いたします。
- 四
保存修復計画
修復方針・素材・期間・費用を計画書として提案し、ご承認をいただきます。
- 五
修復作業の実施
絵具の浮き止め・同じ絹での繕い・補彩・表装をできるだけ残すことなどを自社工房にて承ります。
- 六
ご返却と保管支援
桐箱お誂え、収納環境の整備までご案内いたします。
よくあるご質問
- 傷みが激しい仏画でも直せますか?
まずは状態を拝見いたします。傷み具合により手立ては変わりますが、できる限りの直し方をご相談のうえでお示しいたします。
- 修復の方針は書面でいただけますか?
はい、直し方とお見積もりを書面にてお示しし、ご承認をいただいてから着手いたします。
- 絹地の補強はどのように行われますか?
同じ質の絹での繕いにて破断を繋ぎ、もとの姿を尊重する形で絹や紙の地を整えていきます。
- 絵具の浮き止めには何を用いていますか?
三千本膠の水溶液など、後から元に戻せる素材を大切にして用いております。
- 京都の寺社さまへも伺っていただけますか?
はい、京都の寺社さまからのお品もお受けしています。日程はご相談ください。
中山尚文堂

寺社に伝わるお品は、修復師の名を残すためではなく、お品そのものを次代へ渡すための仕事と心得ております。もとの姿を尊び、手を入れるのは必要なだけに留め、後の世に直し直すことを妨げぬ素材と技法にて承ります。
― 中山尚文堂


